海外のお芝居の作り方は刺激的な経験に

小学生の頃は放送委員会を務めた

小学校で直面した「コミュニケーションの壁」 

──学校生活はどうでしたか?

 小学3、4年生の頃かな、いじめはありましたね。ランドセルに画鋲を刺されたりして。クラスメイトから厳しい言葉を言われたこともあります。めちゃくちゃ悲しかったけど、あまり大ごとにはせず、“そういうやつもいるよな”と達観していました。

 子役をしていて、同世代の子との付き合いがあまりなくて、コミュニケーションが難しい部分はありました。他愛もない会話とか、箸が転がっても面白いみたいな感覚を経験したことがないから、そういう場面に遭遇した時、どうしたらいいのかわからない。

──リクエストに応えるのは得意だけど、“何にも求められない”状態でのコミュニケーション方法がわからないということでしょうか。

 まさにそういうことです! 求められることがデフォルトで生きてきたので、能動的なアクションがわからない。別に冷めた目で見てるわけじゃないんだけど、なんでこの話が面白いんだろうとか、、、難しいことも多かったです。

(第2回につづく)

【プロフィール】渡邉このみ(わたなべ・このみ)/2006年7月25日 大阪府出身。2011年映画『八日目の蟬』薫役で映画デビュー、2012年第35回日本アカデミー賞新人俳優賞を最年少受賞。2019年小学校卒業とマレーシア留学を機に芸能界休止。2024年Miss Teen Pan Pacific International 2024 受賞、同年俳優活動復帰。身長155cm。

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